ちゃんとしたアンダーウェアで山に登ったら想像以上に快適だった

今回、きちんとした道具を揃えて登山に望んだところ、想像以上に快適だった。特に、吸水速乾性のあるモンベルのアンダーウェアを着ていったところ、リュックサックと背中の間でシャツが蒸れるということが無く快適そのものだった。もっと早く購入しておけばよかった・・・やはり道具は重要。

 

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天狗岳の山頂から



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天狗岳にて

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高尾山にあった"三密"の碑。仏教における三密は、密閉、密集、密接ではなく、身体、言葉、心らしい。

 

オススメのNetflixドラマ


Stranger Things Season 1 In 5 Minutes

ネットフリックスを契約してみたはいいものの、ほとんど視聴することなく2ヶ月近くが経過していた。そろそろ解約しようと思っていたところ、ラジオでストレンジャーシングスの話を聞いて、全く期待せずに見はじめたらハマってしまった作品。80年代のアメリカの田舎町が異界と繋がって、異界から湧いてきた化け物に誘拐された少年を救うために友人グループが立ち上がるというストーリー。極めて濃厚なスティーブンキング風味を感じるが、スティーブンキングは関係ないらしい。

 

  • ザ・クラウン


The Crown | Official Trailer | Netflix

イギリス史上最長在位(2020年現在で在位68年)の記録を持つエリザベス2世が主人公の大河ドラマ。イギリスの現代史の勉強になる。脚色・誇張を差し引いてもイギリス王室男性陣(夫であるフィリップ王配は不倫、叔父のエドワード8世はアメリカ人と結婚するために退位、息子のチャールズ皇太子は言わずもがな)の不品行が甚だしくてドン引きしてしまう。現在、シーズン3(時代的には1970年代の終わりくらいまで)まで公開されており、今後シーズン5まで予定されている。フォークランド紛争サッチャー政権、ダイアナのスキャンダルなどをどのように映像化するのか興味津々である。

 

  • 愛の不時着


『愛の不時着』予告編 - Netflix

大ブームになっているらしい韓国ドラマ。韓国ドラマは演技や化粧などが派手なので、ドラマの世界に入り込むのに時間を要するが、慣れてくると逆に離れがたくなる気がする。

Kindle Paperwhite を買ってみた

電子書籍iPadで読んでいたが、目が疲れてしまうのと重くて嵩張るのが徐々に気になるようになってきたので、Kindle Paperwhiteを購入してみた。Kindle Paperwhite電子ペーパー方式なので、iPadのようなタブレットと違って画面がギラギラ光らないので目に優しい。想像よりもだいぶ軽く感じて持ちやすのもいい。また、WebブラウザSNSの機能もないので読書に集中できるのは嬉しい誤算だった。

一方で、タッチへの反応が微妙(遅くはないんだけど正確にタッチできなくてイライラすることがある)で、単語を指定して辞書を検索する時やメニュー画面での操作に難があるというネガもある。ただし、一旦読書に入ってしまえば、あまりストレスなくページを繰ることができる。

1万円ほどと高コスパなので、「iPadでも電子書籍は読めるじゃないか」と思っている節約派(自分もそうだった)の人にもおすすめである。Kindle Paperwhiteを購入したら手放せなくなると思う。

餅は餅屋、電子書籍電子書籍リーダーと実感した。

 

Kindle Paperwhite 防水機能搭載 wifi 8GB ブラック 広告つき 電子書籍リーダー + Kindle Unlimited(3ヵ月分。以降自動更新)

私と車

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手前は知らない誰かのロードスター


街で車を観察するのが好きだ。エキゾチックなスーパーカー鎗ヶ崎の交差点近くにあるオートバックスの前に路駐されていた黄色のレクサスLFAを見たときは本当に興奮した。)や昔実家ににあった車(特に初代のステップワゴン。20年以上前の車にも関わらず、いまだにたまに走っている。)などを見つけるとテンションが上がる。日本では下取り価格の関係で、白と黒が圧倒的だが、綺麗なボディカラーの車も好きだ。かの伝説の自動車番組であるトップギアで、ランチアモンテカルロが特集されていたが、そのターコイズブルーのボディカラーに目が釘付けだった。

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ランチアモンテカルロwikipediaから引用。

モータースポーツのファンだったり、車のメカに詳しい理系的なタイプではなく、パッと見でカッコイイ車が好きなだけなので、人にはあまり「車が好き」と言ったことはない。マニアックな話を期待されて失望されたくないからだ。

初めての車は、大学生の時に祖母に買ってもらった中古の初代マツダ・アクセラだった。本当は2代目のアクセラが欲しかったのだが、3桁万円以下で買える個体がなかったので、40万円で買える初代になってしまった。激安の中古車でカーナビも装備されていなかったが、動力性能には全く不満はなく、むしろ高速道路でスピードが上がるほど安定した走りを見せてくれた。車高が低いのでスピード感があるのも気に入っていた。見た目に関しては、特にリアが最高で、これを超えるハッチバック車は無いと思う。そして、車齢が15年を超えても大きな不具合はついぞなかった。

初期研修医を修了する春、同期の知花(仮名)の引越しを手伝うことになった。我々が初期研修をした病院と、彼が4月から勤務する病院を数往復しただろうか。最後の荷物を彼の新しい寮に届け終わって出発するとき、金属が擦れるゾッとする音が車内に響いた。駐車場と通路の境界に置かれていた直径30cm大の石製のオブジェに、車のサイドシルの部分を削られた音だった。

実はその直前、新しい車(とは言ってもディーラーで試乗車として使用されていた中古車だが)に乗り換えることが決まっていた。車齢が15年を超えていたアクセラの車検を通すためには、光量が不足したライトの交換が必要で、20万円以上かかるため、思い切ったのだった。当初はマツダCX-5を考えていたが、思ったより車幅があり、駐車場の関係で3代目アクセラの1.5Lディーゼルモデルにした。当初は15万円で下取りをしてもらえる予定だったが、サイドシルの傷のせいで0円になってしまった(ディーラーの担当者は廃車費用を請求することもできるが0円でいいと、あくまで恩着せがましかった)。その後病院で知花と会ったとき、優しい彼は「アクセラは俺も好きな車だから悲しいよ」と弔ってくれた。

乗り換える前は初代アクセラにずっと乗ってもいい、などと思っていたのだが、カーナビ、バックモニター、車線変更時に並走車を警告する装置、自動ブレーキ、オートクルーズドラレコなどのハイテク装備に慣れると、もう後戻りなど考えられないのだった。 

 

IKEAのベスト・プロダクト

それはクマのぬいぐるみ。

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IKEAのぬいぐるみといえば、サメが圧倒的なのは悔しいが認めざるを得ない。いつの日かクマが正当な評価を得られますように・・・

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甥っ子にプレゼントするためにもう1匹購入

 

 

三井アウトレットパーク 横浜ベイサイドに行ってきた

 

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中央の広場。この日は暑かったので長居せず。

2020年6月にオープンした三井アウトレットパーク 横浜ベイサイドに行ってきた。できたばかりの施設はさすがに気持ちよかった。モンベルで登山用のリュックサックを購入するために訪れたのだが、期せずして散財してしまった。

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目の前にあるマリーナ

このアウトレットの一番の特長は海が目の前にあること。特にフードコートからの眺めが最高で、ずらりと並ぶヨットを見ながら食事することができる。“CSI:マイアミ”や“ナルコス”による英才教育を受けたため、速そうなヨットを見て(これはコロンビアからマリファナを運んできたセスナと海上でランデブーしてブツを受け取るヨット・・・)、豪華なヨットを見て(これはカルテルのボスがコールガールの胸からコカインを吸入するヨット・・・)と興奮してしまった。

不満な点といえば、幾ら散財しても3時間しか無料にならない駐車場と、高速のICからの経路が産業道路のため、大型車が多くて「お仕事中にすいません」となってしまうことくらいだろうか。

“ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド” ディカプリオを兄貴と呼びたい映画


<謎の集団 マンソン・ファミリー>編『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』本編映像 8月30日(金)公開

東京FMで土曜日にオンエアされているリリーフランキーのスナックラジオという番組で、リリーフランキー大先生が“ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド” を評して“デカプリオを兄貴と呼びたい映画”と言っていたのに激しく頷いてしまった。リリー大先生も絶賛のこの映画、amazon prime video でレンタルし、気がつけば72時間の時間制限中に3回視聴していた。

 

ロマン・ポランスキー監督の妻シャロン・テートが自宅でカルト集団に惨殺された実際の事件の“歴史修正モノ”の映画だが、あくまで事件そのものはバックグラウンドに過ぎず、映画の主題は落ち目のハリウッドスター(レオナルド・ディカプリオ=リック・ダルトン)とその付き人兼スタントマン(ブラッド・ピット=クリフ・ブース)の友情だ。

 

キャリアが行き詰まって自信喪失のリックに対して、「兄貴すごいよ、兄貴」的な太鼓持ちでおだててなんとか仕事を続けさせるクリフ。プロデューサーとの屈辱的なミーティングのあと、情緒不安定が極まって駐車場で人目もはばからずに号泣し始めるリックに、周りの視線を遮るためにサングラスをそっとかけてあげるクリフはさながら、傷心の飼い主の頬に伝う涙を舐めて慰める忠犬のよう(クリフにブランディという忠犬がいるのは、クリフがリックの“忠犬”であることを示唆しているのかもしれない)。

 

ハリウッドでは主役は貰えず悪役がせいぜい、若手スターにマウントされて辛くなってしまったリックは、心機一転イタリアで西部劇に出演することにする。“格下”のイタリア映画界に対して最初は渋々だったが、スター扱いされまんざらでもなくなり、イタリア人女優と結婚してアメリカに帰国する。とはいえ凱旋帰国というには程遠く、金食い虫の妻を養うためにプール付きの豪邸から引っ越さなければならず、もはやブースを雇うこともできない。帰国の前日にブースに解雇を告げるリック、ショックを受けつつも強がって“兄貴”の門出を祝う健気なブース。その直後に挿入されるモノローグが「親友以上恋人未満の関係の終わりを弔うには、夜通し酔いつぶれるしかない」。

 

ボーイミーツガールで男同士の友情が終わる青春映画は世界でこれまで100万作以上作られているだろうが、それをレオ様とブラピでやるのが空前絶後である。コメディに逃げずに、小っ恥ずかしい感じにならないで、カッコイイ映画になっており、タランティーノさすがである。