2011-01-01から1年間の記事一覧
今回のエントリにはかなりきわどい表現が含まれるので、そういうのが嫌いな方は読まない方がいいと思います。 「チナスキーさん、なぜ鉄道貨物の操車場を辞めたんですか?」 「ええっと、鉄道には何の未来も感じられなかったからです」 「組合は強いし、医療…
ちょっと面白いなと思う記事がScientific American のオンライン版に出ていたので紹介します。 そもそもScientific Americanとは何か? アメリカの一般向け科学雑誌で、文系の大卒の人でも理解できるように書かれています。アメリカでは理系の社会的地位が日…
BD(バンドデシネ)とは何か? BD(バンドデシネ)というのはフランスの漫画の事です。いきなりネガティブなことを書きますが、漫画と言うと世界的に見ても日本のマンガとアメコミが商業的には圧倒的だと思います。フランスでも日本のマンガが大人気でBDの売…
友達のブログです。tete-a-tete。彼女が描く絵は凄く綺麗です。
ヤバい、アザゼルさんには中毒性があるで、ホンマ。マンガを全く読まなくなって久しいマンガ日照りの僕がドハマりしてます。友達が「もっさん」というこのマンガのクリアファイルを持っているのを見たのが出会いでした。その時はスルーしてたんですが、たま…
今まで何度挫折してきたことか、でも今回は違ったんです!こう書くとなんだか怪しげなダイエット食品か英会話教材の広告のようですが、僕のジョギングの話です。始めてからちょうど1カ月くらいで約60kmくらい走りました。先週の土曜日には海が見たくなって海…
HeLa細胞というのは今でも研究の第一線で使われているらしいという話が本書に書いてあったので、おそらく関連するであろう分野の教授に聞いたみたところ、実際にまだ使用されているみたいです。僕はHeLa細胞をヘラ細胞と読んでいたのですがヒーラ細胞という…
ずっとブログを書いてみたかったんですが、生来の面倒くさがり屋なので今まで引き延ばして来てしまいました。書評とか思ったことを書いてみようかと思っています。よろしくお願いします。
Henriettaさんは黒人女性で黒人には人体実験の被験者として利用されてきた歴史があります。そのため事実を知った親族たちの悲しみと怒りは凄まじいものがありました。 Henriettaさんの娘であるDeborah(この本の筆者が取材し後に個人的な親交にまで発展しま…
ここでなぜ知的所有権の問題が出てくるのか疑問な読者もいると思います。簡単に説明すると、グラク○スミスクライン社がぼくの細胞を使って新しい医薬品を開発した場合、グラク○社がその医薬品で上げた利益の配分をぼくがもらえるということです。日本人の我…
ところでHenriettaさんが入院して勝手に細胞を「盗まれて」しまったJohns Hopkins病院ですが、貧しい黒人が多く住む地区に建てられたのは貧しい黒人たちに対して人体実験をするためだ、という噂が周辺住民の間ではまことしやかに囁かれておりました。しかし…
一個前のエントリではHeLa細胞の正の面を紹介したわけですが、このエントリでは負の面を紹介します。 一つ目の問題点は「インフォームドコンセント」に関する問題です。この言葉は今や一般にも浸透していて、「治療を受ける際に医師からきちんと方針の説明を…
これも新宿の某書店の洋書平積みコーナーで買ったものです。一応生命科学系の学生なので購入したんですが、色々と考えさせられる内容でした。 このノンフィクションはHenrietta Lacksというアフリカ系の女性の話ですが、彼女が何事かを成し遂げたわけでなく…
実家に帰った時に新宿の書店の洋書コーナーで買った本です。一言でこの本を説明するとするなら「松岡修造」です。は?と思われた方も多いと思うのでこれから説明してみようと思います。 この本の言いたいことはただ一つ「何事(テニスだろうがチェスだろうが…