デビッド・フィンチャー監督のNetflixドラマ 「マインド・ハンター」

デビッド・フィンチャー監督の「マインド・ハンター」は、FBIの行動科学課所属の特別捜査官2人が主人公のドラマシリーズです。実在のFBI捜査官をモデルにしており、多くの実在するシリアルキラーが登場します。 1970年代、動機が不可解な殺人が増加する中、…

外勤のグルメ #1 伊藤和四五郎商店グランスタ東京店

www.gransta.jp プリプリした鶏肉を予想して食べたら、意外に噛み応えがあって、最初は「あれっ」と思ったが、噛むと肉と出汁の味がじわっと染み出して来て非常に良い。小皿に乗った梅干も、酸味の少ないフルーティな味で、甘い親子丼によく合う。普段は弁当…

Wi-fiが2階から降り注ぐ

事情があって4月から11年ぶりに実家暮らしをしている。実家は3階建で、3階にWi-fiの親機があるので、1階の自室まではWi-fiの電波がほとんど届かない。一人暮らしの時に契約したWimaxのルーターを惰性で使い続けていたのだが、Wi-fiの中継機を使って見るこ…

Netflix 「ブラッドライン」は機能不全家族のアダルトチルドレン祭り

Dayron VillaverdeによるPixabayからの画像 Netflix ドラマ「ブラッドライン」、なんとなく視聴を始めたら、気がついた時にはどハマりして、一気に最終話まで見てしまった。 フロリダキーズという場所がアメリカにあります。フロリダ半島の南端に、約300kmに…

首都高のパーキングエリア

首都高4号線の代々木パーキングエリアは大都会のエアポケット的な穴場だ。 明治神宮の緑を見ながらドトールのアイスカフェオレを飲む。 ただし、合流車線が短い上に見通しが悪い鬼畜仕様なので、本線に戻る時には、一旦停止して後ろを振り返って後続車がい…

オリンピックシーズンに村上春樹「シドニー!」を読んだ

東京オリンピックはそろそろ閉会ですね。 前々から気になっていた村上春樹さんのシドニーオリンピック観戦記「シドニー!」を読んでみました。 村上春樹さんの新作小説が発売されると、所謂「ハルキスト」と呼ばれる氏のファンが書店に行列を作るなどの熱狂…

メンヘラは今すぐランニング(じゃなくてもいいけどとにかく激しい運動)しなさい

「一度、父から聞かされたことがある。スポ ーツを必死にやってなかったら、どうなっていたかわからない(※”父”は一時期うつ病に苦しめられていた)。スポーツをするのは頭をぼうっとさせるため、なにも考えないようにするためだ。つまり親父は成功したのだ。…

ちゃんとしたアンダーウェアで山に登ったら想像以上に快適だった

今回、きちんとした道具を揃えて登山に望んだところ、想像以上に快適だった。特に、吸水速乾性のあるモンベルのアンダーウェアを着ていったところ、リュックサックと背中の間でシャツが蒸れるということが無く快適そのものだった。もっと早く購入しておけば…

オススメのNetflixドラマ

ストレンジャーシングス Stranger Things Season 1 In 5 Minutes ネットフリックスを契約してみたはいいものの、ほとんど視聴することなく2ヶ月近くが経過していた。そろそろ解約しようと思っていたところ、ラジオでストレンジャーシングスの話を聞いて、全…

Kindle Paperwhite を買ってみた

電子書籍をiPadで読んでいたが、目が疲れてしまうのと重くて嵩張るのが徐々に気になるようになってきたので、Kindle Paperwhiteを購入してみた。Kindle Paperwhiteは電子ペーパー方式なので、iPadのようなタブレットと違って画面がギラギラ光らないので目に…

私と車

手前は知らない誰かのロードスター 街で車を観察するのが好きだ。エキゾチックなスーパーカー(鎗ヶ崎の交差点近くにあるオートバックスの前に路駐されていた黄色のレクサスLFAを見たときは本当に興奮した。)や昔実家ににあった車(特に初代のステップワゴ…

IKEAのベスト・プロダクト

それはクマのぬいぐるみ。 IKEAのぬいぐるみといえば、サメが圧倒的なのは悔しいが認めざるを得ない。いつの日かクマが正当な評価を得られますように・・・ 甥っ子にプレゼントするためにもう1匹購入

三井アウトレットパーク 横浜ベイサイドに行ってきた

中央の広場。この日は暑かったので長居せず。 2020年6月にオープンした三井アウトレットパーク 横浜ベイサイドに行ってきた。できたばかりの施設はさすがに気持ちよかった。モンベルで登山用のリュックサックを購入するために訪れたのだが、期せずして散財し…

“ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド” ディカプリオを兄貴と呼びたい映画

<謎の集団 マンソン・ファミリー>編『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』本編映像 8月30日(金)公開 東京FMで土曜日にオンエアされているリリーフランキーのスナックラジオという番組で、リリーフランキー大先生が“ワンス・アポン・ア・タイ…

私の好きなアイス

今週のお題「私の好きなアイス」 抹茶のスイーツが好きだ。 祖母が自宅で茶道の教室をしていて、訪ねていくと抹茶を点ててくれる。そのたびに、こんなに苦いものをスイーツにしようと最初に考えたのは天才以外の何物でもないと思う。口には出さないけど。 今…

“ヨーゼフ・メンゲレの逃亡”とワクチン

精神的に落ち込んだとき、奇妙に惹きつけられるものがある。ノンフィクションやドキュメンタリーである。それも成功した起業家やアスリート、芸術家のそれではなく、非人間的な独裁者や異常な犯罪者、過去の悲惨な事故を扱った類だ。なぜ?と思われるかもし…

伊東小涌園は朝食バイキングの海鮮丼が最高

伊東小涌園 ゴールデンウィークに友人ふたりと伊豆に行ってきました。旅行好きの友人に予約してもらった伊東小涌園という宿がとてもナイス(村西とおる風)でした。建物自体は新しくはないんですが綺麗に改装されていて古さを感じさせないし、部屋はベッド、…

iPhone、iPadからFire TV Stickを使ってミラーリングできる無料アプリ

amazonのFire TV Stickは配信動画を見る以外にYouTubeなどのネット動画をテレビの大画面で再生することができてとても便利なのですが、メジャーでない動画サイトにアップされている動画を大画面で見たいと思ってGoogle先生に聞いてみたところ、ミラーリング…

もう一度観たい映画たち

ここ3年間で観た200本近くの映画の中から、もう一度観たいと思った作品をご紹介。 ファーゴ アメリカの田舎町で狂言誘拐がどんどん血腥くなっていくコーエン兄弟監督のブラックコメディ。ヒロインのおばさん警察署長がクソ可愛い、萌え。 ワカラナイ 三陸沿…

IELTSを受験した話

-はじめに IELTSのスコアが必要だったので受験してきました。TOEFLに比べてスコアがとりやすいと言われている様ですが、ライティングはかなり渋めの採点でした。3回受験して結果は1回目 Listening 7.5 Reading 9.0 Writing 6.0 Speaking 6.5 Overall 7.5 2回…

カポーティの"In cold blood(冷血)"を読んだ

「ティファニーで朝食を」で有名なトルーマン・カポーティのノンフィクションノベル。映画「カポーティ」を観たあと原書を衝動買いしたんですが、「ティファニーで朝食を」に挫折して以来勝手にカポーティの文体を苦手だと思い込んでいたので積読として放置…

"Data journalism(データジャーナリズム)"とは…?

ツイッターを眺めていたらたまたまエレクトリカル・ジャパンという素晴らしいサイトを発見しました。1893年から現在までに日本で建設された発電所が、時系列を追って地図の上にどんどん表示されていくというサイトです。地理の時間で使った地図帳のインタラ…

その車離れは真実か?

国交省の幹線旅客流動調査というのが偶然twitterで流れてきて面白かったのでまとめてみた。 ちなみに、幹線旅客流動とは都道府県をまたぐ移動で、かつ通勤・通学目的以外の移動をいう。たとえば神奈川のベッドタウンから東京の職場に通学するとか、都内に住…

 ついに出た メンヘラビッチが躍動するドラマ ”ホームランド”

テレビドラマのキャラクターに感じる親しみは現実の友人に感じるものと変わらない、という研究についての記事を昔見たことがあります。映画と違って時間数が長い、1クール=3ヶ月間の時間を共にする、などの理由があるからだと思います。それゆえにドラマのキ…

ユン・チワン ”ワイルドスワン”

著者の祖母が北洋軍閥のシュエ将軍の妾となってから彼女の一族がたどった運命を描いたノンフィクション。辛亥革命、日中戦争、国共内戦そして毛沢東による大躍進と文化大革命に至るまで中国の動乱に満ちた近代史に翻弄されながらも一族の絆を保ち続けた家族…

 百田尚樹 ”永遠のゼロ”

ひと月以上前にたまたま点けたテレビで百田尚樹氏の特集がやっていて興味を持ったので読んでみました。 件の番組(情熱大陸)で協調されていたように、一つ一つのセンテンスが短く明解でとても読みやすい!というのが第一印象でした。主人公の戦闘機パイロッ…

"ガールフレンドエクスペリエンス" コールガールというもの

映画評論家、町山智浩氏の新刊「雑食映画ガイド」で紹介されていた高級コールガールの日常を淡々と描いた山場もオチもないドキュメンタリータッチの映画。 コールガールというのは日本ではあまりなじみが無いスタイルですが、この映画を見る限りデートしてレ…

スティーブン・キングの日本未発売新刊"11/22/63"

まだ翻訳されてないスティーブン・キングの新作です。ブログ公開までに発売されちゃったらドヤ顔できないよ〜とハラハラして読みました。3月にフランスに行った時もパリのフナック(フランスの紀伊国屋みたいなお店。家電も売ってる。)でも平積みにしてキャ…

"How doctors think"を読んで医療ミスについて考えた

医者はどんなプロセスで病名を特定するのでしょう?本書によると、患者と初めて対面した時から診断は始まっていて、目に見えるような徴候(目が充血しているとか顔色が悪い等)、触診そしてレントゲンや血液検査と言った情報を収集しながらいくつかの病名に…

ウラジミール・ナボコフ ”ロリータ”

「ロリコン」というワードの語源ともなった作品。妻に逃げられたフランス人のハンバートはアメリカに渡り、下宿先の娘である十二歳の少女ロリータに心を奪われていく。(こう書くと妻に逃げられたショックから少女に惹かれたようだけど、ハンバートのガチロ…